葉山・鎌倉清遊

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新日曜美術館で葉山にある神奈川県立近代美術館の紹介をしていたのを見て、急に行きたくなり、地元の知人Mさんに連絡を取りご案内をお願いした。
アルベルト・ジャコメッティの彫刻と絵画を展示している。
ジャコメッティと親交があり数多くの作品でモデルを務めた矢内原さんを描いた作品も多数展示されていた。
作品も好感を持てたが、近代美術館の展示方法も素敵だった。
作品はガラスとかに遮られることなく、直に見る事が出来るし、柵もない。
作品の50センチ程前の床に白線が引かれて居るのみである。
雨の平日と有ってか、観客も少なく、落ち着いて鑑賞する事が出来た。

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近代美術館から、徒歩5分程のところに、山口蓬春記念館がある。
こちらにも足を運んだ。山口蓬春が居宅としてた建物がそのまま記念館となっている。玄関でスリッパに履き替え、VTRで蓬春を紹介しているのを見る。
受付の女性がお茶を持ってきてくれる。とても感じが良い。
素直な表現の日本画でリラックス出来る。

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昼はご用邸前にある手打ち蕎麦の一色亭でざる蕎麦を食す。
950円味も良いが、量も程良く満腹する。

腹ごなしに、車で15分程走り、鎌倉の光則寺に詣でる。
珍しい品種の紫陽花を集めているので有名な寺である。山門に箱が置かれていて、境内維持に協力して欲しいので、100円入れて貰いたい旨が書かれている。
番人が居る訳ではないからフリーパスも可である。
多くの珍種の紫陽花は鉢植えになっている。
地植すると自生地と土の性質が変わり花色とかが変わってしまう為、自生地の土を
入れた鉢で栽培しなければならないそうだ。
紫陽花の盛りは6月中旬頃だそうで、7月6日は一寸時季外れだったが、変わり種の紫陽花を堪能出来た。
by yuuyuutakemura | 2006-07-07 00:15 |
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