オルセー美術館の庇の謎

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セーヌ河畔にあるご存じオルセー美術館です。
此処にはゴッホやセザンヌなど日本人好みの絵が収蔵されているから、パリ観光には外せないスポットです。
私もオルセーに行くと真っ直ぐ最上階のゴッホに会いに行きます。勿論セザンヌも
ロートレックも見逃しません。
最上階にあるカフェにも必ず立ち寄ります。丸窓越しに眺めるセーヌの風景は、エスプレッソの味をいっそう引き立てて呉れますから、、、
オルセーに入るときに気になったのが頑丈な足場で支えられている庇状の構造物でした。
以前から気になっていたのですが、パリの、と言うより欧州の建物には外壁に石の彫刻が取り付けられています。
石が劣化して剥落とかしないのかが気がかりだったのです。
何せ装飾してあるものは大きな石の固まりですから、落ちてきたらかなり危険ですからね。
オルセーでは、その落下するかも知れない危険防止対策として、この庇を取り付けたのでしょう。
そして落下防止対策を講じるのだろうと思います。
次回のオルセー訪問時までにこの足場が取れて居ると良いのですが、、、
そして、願わくば、広島の原爆記念館の補修工事みたいにプラスティックで塗り固める安普請はして欲しくないものです。
オルセー美術館は以前は鉄道の駅舎だったものを改築して美術館にしています。
パリでは駅舎さえもが美術館に変身できる程、お洒落な建物だったのですね。
パリに来て綺麗な観光スポットを紹介しないで、工事の足場の話なんかしている私は、我ながら変な観光客だと思いますね。
そんなブログにお付き合い下さって有り難うございます。
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by yuuyuutakemura | 2006-07-26 09:00 |
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