武相荘のお庭とか裏山にいろいろの木が茂っていますが、所謂庭園にはしていないから、雑木・雑草(言い方が悪いですね。私が名前を知らないだけで、いずれも歴とした植物です。)が繁っていて、自然の趣があり、里山を歩いているよな心安まる空間が拡がっています。
落ち葉の間から強烈な色彩で自己主張している茸が有りました。 紅天狗茸だとすると有毒な茸です。 これだけ派手な色ならおどろおどろしくて、ちょっと手が出ませんね。 昆虫でも派手な色彩のものは「俺は毒を持っているから食べられないよ!」というシグナルですからね。 桜の幹に寄生している茸がありました。 生きている木に茸が生えるのは、木の方が弱っている印です。 茸に養分を取られるから、寄生された木はますます元気がなくなります。 茸を取り払う方が木の為には良いのですが、茸をはやした木には風情があるから、管理する人も取らないで居るのでしょう。 日本画で梅の木に緑色の苔が生えて居るのを描いていますが、これも梅の木に取っては迷惑な存在の様です。 落ち葉と柿の実が落ちていました。 桜の葉は紅葉しているし、柿も色づいています。 柿がこの時期に(9/22)色づくのは、熟したからではなくて、蔕(へた)虫の せいだと思います。 水引が邸内のあちこちで見掛けました。 武相荘は高台に有るから、水気の好きな水引には、良い環境とは言えないから、何か弱々しい感じです。 沢すじなどに生えている水引はもっと逞しい感じですが、、、 蝉の抜け殻が邸内のそこここに有りました。 今年は夏の初めは低温だったから蝉の鳴き声も遅れていましたが、地中にいてなんで外の様子が分かるのか不思議です。 竹の生え際に未だ筍時代の皮がまとわりついていました。 孟宗竹の立派な太い幹ですから、竹の皮もがっしりしています。 昔はお肉屋さんでこの皮を肉の包装に使っていました。 魚屋さんは何故か経木でしたが。 筍を茹でる時に皮を貰って、表面のケバケバをこすり取ってから、梅干しを包んでしゃぶっていると、竹の皮が次第に紅色になって・・・・なんて事も思い出しりしながらの、武相荘邸内散策でした。
by yuuyuutakemura
| 2006-09-30 09:21
| 絵画
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