鱸の塩焼き

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ホテルの前に卵城という昔の要塞があります。
なんで卵なのか良く分かりませんが、形も卵とは似ていないし、名前の由来は分かりません。
夕食を摂りに昼に食べた店に出掛けたら、未だ準備中とかで断られたから(イタリアの夕食時間は午後8時頃からの開店が多い。)暫く辺りを散歩して、昼間見た卵城方面にぶらぶら歩いて行きました。
城は海岸から100m程の島にあり、石造りの道路で繋がっています。
城の麓に何軒かの海鮮料理屋があったので、その中の一軒に入りました。
鱸のオリーブ焼きというのがあったから、ウエイトレスに、オリーブではなく塩で焼いてくれと頼みました。
イタリアのオリーブの使い方は半端ではないから、私の口には合わないからです。
ウエイトレスはコックと相談しに行って、ニコニコ顔で戻って来ました。
コックが塩焼きにトライしてくれると言うのです。
暫く待っていると、なんと魚の形をした塩のかたまりが皿に鎮座して出てきました。
鱸に地中海産の粗塩を1cm位の厚さに塗り固めてオーブンで焼いたものでした。
苦労して塩を剥がしたものがこの料理です。
おそらく1kg以上の塩が使われています。
塩の塊のうちに写しておけば良かったのですが、出てきた時はその威容に圧倒されて写真どころではなったのです。
コックの悪戯心からの演出でしょう。塩を剥がし終わったら、鱸は一旦調理場に戻され、綺麗に半身に切り分けられて、野菜を添えて再登場です。
塩味が白身に程良くしみ込んでいて、ワインとも良く合い、美味しく頂けました。
by yuuyuutakemura | 2007-02-13 09:38 |
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