アバウトと言うか・・・?

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遺跡は少しずつ修復しているようで、中には屋根まで復元された家屋もありました。
この写真の梁の部分も後から手を入れたものですが、驚いた事に(呆れた事に、の方が適当かも?)石材ではなく、コンクリートで造られて居るんです。
ポンペイが埋没した時代に、コンクリートはなかったろうし、ましてや鉄筋は使うはずがないのです。
もっと悪い事に、使った砂が海砂で塩分の洗浄が不十分だったらしく、鉄筋が錆びて膨らみ、亀裂が入っている始末です。
古代の人達が、十分な道具も無しに石を加工していたのに、現代の人が無造作に鉄筋コンクリートで修復するというのは、古代人の英知にたいする冒涜だと思いました。
あまり物事に拘らない陽気な南欧の人のアバウトな仕事ぶりは、几帳面な日本人とは対照的な処理の仕方です。
日本の遺跡などの修復技術が海外で高い評価を受け、エジプト、敦厚、アンコールワット等で日本人のスタッフが活躍しているのは当然のことなのでしょうね。
by yuuyuutakemura | 2007-02-22 00:02 |
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