フウセンカズラ   水彩・はがき

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風船かずらは毎年こぼれた種から芽を出して、薄緑の風船を楽しませてくれます。
風船というと今の子供は、水素で膨らませたゴム風船を思い浮かべるでしょうが、フウセンカズラの風船は、紙を貼り合わせて作った紙風船の形です。
紙風船に息を吹き込んで膨らませ、平手で打ち上げると、ポンポンと軽快な音がして、連続して幾つ撞けるか家族で競争したものです。
紙風船は富山の薬屋さんがお土産に持ってきてくれる品物の定番でした。
ちょっと前までは、各家庭に富山の薬屋さんが置いていった薬箱が常備されていて、風邪薬、正露丸、赤チン、包帯、油紙、その他諸々の薬が入ってい、子供の疳の虫から、歯痛、風邪等に応急医療に役立ったものです。
一年経つと同じ人が薬の補充点検に来てくれて、使った分の代金を徴収し薬を補充してくれます。
その時の土産が紙風船でした。
今はちょっとした風邪でも、病院に駆け込むし、中にはタクシー代わりに救急車を呼ぶ人まで居るらしいから、富山の薬の出番は激減してしまいました。
by yuuyuutakemura | 2007-09-10 00:32 | 絵画
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