千住宿 ⑤  銅板壁の家

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銅板壁の建物は大正時代に流行ったものだと思います。
この家も新築当時は時代の先端を行くものだったのでしょうが、今は廃屋寸前、満身創痍の無惨な姿になっています。
緑青だけでなく赤さびも見えるところから、鉄板に銅メッキを施した紛い物の素材が使われたようです。
建て主が材料代をケチったのか、大工が誤魔化したのかは知る由もありませんが、この時代にも紛い物が罷り通っていたというのは興味深いです。
先般、大メーカー製の防火資材に誤魔化しがあり、耐火性能の劣るものが長年に亘って販売されていたという報道がありました。
この資材を使った家が火災に遭って住人が焼死するなんて事になったら、このメーカーの責任者は未必の故意による殺人罪で裁かれるべきです。
by yuuyuutakemura | 2008-03-15 00:04 | 絵画
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