栗橋宿 ④ ノッポの家

この家は他の家に比べると二階の鴨居から上の丈が高いように思えます。今までご覧頂いた家は殆どが二階の鴨居の上は採光用の窓もなくいきなり庇になっていました。
この家は鴨居の上に3尺程の壁があってその分庇が上になっています。
何故この家がノッポに造られたのでしょうか?あるじの背が飛び抜けて高かったのか、頭上の空間を広く取って開放感を味わったのでしょうか?
一般に日本家屋の天井高は8尺で材木の寸法もこれに準拠して決められています。
このサイズより大きくしようとすると、材木自体が特寸になるから建設費が大幅に増加します。今ではプレハブ住宅は勿論、注文住宅でも8尺の天井高になっています。良いお屋敷は9尺とか10尺の天井高になっていますが、今ではお寺さんくらいがこうゆう建て方をしていると思います。
尺という単位ですが、尺とかフィートとかの長さの決め方は人間のサイズを元に考え出されたものですから寸法としては使い勝手が良いのですが、メートル法は地球の大きさから割り出された尺度ですから合理的かも知れませんが使い勝手という面からは帯に短し襷に長しという面があります。
尺貫法・・懐かしいです。
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by yuuyuutakemura | 2008-05-02 23:48 | 絵画
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