小金井宿 ② 片流れの家

この家は左翼に差し掛け風の片流れの屋根を持っています。何か片翼をもぎ取られたような形で落ち着きが悪いです。右にも同じ片流れの屋根があったら、シメントリックで良い形になると思うのですが、そうはしなかったことに何か理由があるのだと思います。
①右隣の土地が買えなかった。
②左部分は必要が生じて後から増築した。
③建て主が事故で左手を失ったから、左翼の部分も自分に合わせてもぎ取った。
④四角張ったことが嫌いな人だったからわざとバランスを崩した形にした。
⑤右翼部分は将来第2夫人を娶ったときに作る予定だったが、縁がなかった。
⑥何も考えずに大工に任せたらこんな形を作られてしまった。 e.t.c.
列挙しだしたらきりがありませんね。理屈と膏薬は何処にでも付く、といいますから、この辺で馬鹿な妄想はやめにします。
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by yuuyuutakemura | 2008-05-21 00:25 | 絵画
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