2008年 04月 08日 ( 2 )

「言葉は神なりき。」

今朝(4/8)の朝日新聞のコラムに「我が意を得たり」という記事があったので転載します。
天野祐吉さんが毎週火曜日に連載している「CM天気図」というコラムです。
「後期高齢者」という言葉について語っています。私もこの言葉の無神経さについて前に此処で書いていますが、私の言いたかったことを軽妙な筆致で書いてくれています。
福田首相の鶴の一声で、「後期高齢者」を「長寿」と言い換えるとの事ですが、福田首相はこの法律制定時は気付かず、法案を提出した厚生労働大臣も、お役人が起案した文面をそのまま国会に提案しているわけだし、野党の議員も取材資料とうして法案を見ているはずのマスコミ関係者も見過ごしていた「後期高齢者」を、保険証をを受け取って初めて知った後期高齢者たちが騒ぎ出してから、やっと気が付いたというのは、関係する人たちすべてが、言葉不感症になっていたと言わざるを得ません。
法律で決まってしまったから、「長寿」と言い換えるのは通称として使うだけで、
保険証もおそらくそのままになるのでしょう。
「初めに言葉ありき、言葉は神なりき、、、」と聖書にあるのはキリストさんも言葉の重要さをしっかり認識していたからです。2000年経っても未だ分からない人が多いのはどうしたことでしょう。
b0091767_10275762.jpg

by yuuyuutakemura | 2008-04-08 10:29 | 文章

粕壁宿 ③ むくり屋根の家

この家は玄関が母屋から一段せり出していてその部分がむくり屋根になっています。
私が戦前住んでいた家もこんな形でした。
こうゆうスタイルの家は昭和の初期に流行った形式だと思います。
屋根をこんもりしたむくり構造にすると優しい暖かな感じになります。直線に裁たれている材木でカーブを作るのは手間が掛かるから母屋の屋根は切り妻か寄せ棟の直線で作られています。
寺院の屋根などには逆に反り返らせたカーブを保たせていますがそり屋根だと威厳を備えた外観が得られるようです。
人間も腰の低い人はむくり屋根の感じだし、ふんぞり返って居る人はそり屋根の感じになるようです。
この家は通りに面した塀も木造なので、むくり屋根と相俟って柔らかい雰囲気です。
今様の家は能率一辺倒で造られるから直線と新建材、ブロック塀とこの家に比べると暖かさがあまり無くなっているのは残念なことです。

b0091767_16153432.jpg

by yuuyuutakemura | 2008-04-08 00:01 | 絵画