2008年 08月 22日 ( 2 )

水彩 Domodossola ⑪ F3

アオスタの辺りからなだらかな下り坂はミラノ近くまで続きます。冬季オリンピックのあったトリノは未だかなりの高地です。
こうしてどんどん道を降っていっても未だこのような逞しい山が出現して絵描き(私の事です。)を喜ばせてくれます。流石本場アルプスの裾野は広大です。
絵を描いていて嬉しいのはヨーロッパでは田舎に行っても余り電柱とか電線が見えない事です。電気を使っていないのではなく、全部が地下に埋設されている訳でもありません。電線は道の裏側、家の庭とか裏路地を通っているのです。
向こうに暫く滞在しているとその光景が当たり前になってしまい、有り難みを感じないのですが、日本に帰って来ると雨後の竹の子のように林立している電柱とそれにまとわりついている蜘蛛の巣みたいな電線に鬱陶しさを感じます。
政治の未熟さと言い、蜘蛛の巣電線と言い、正に日本は東南アジアの一員の地位を証明しています。

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by yuuyuutakemura | 2008-08-22 23:59 | 絵画

水彩 Domodossola ⑩ F3

草をはんで居る牛が居ました。ヨーロッパの肉牛は薄茶色の品種が多いです。この牛は日本の黒短毛牛のように霜降り肉ではなく赤身の美味しい肉を造る牛です。
私は日本の高級牛肉は脂身を食べているみたいで、メタボ予備軍としては敬遠していますが、こちらの赤身肉はレアで焼いて貰うと肉汁がしみ出してきて噛むと旨みがジンワリと口内に拡がります。広い草原で日がな一日反芻を繰り返している牛たちを眺めていると静寂・平和・安寧・美味と言った単語が浮かんできます。

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by yuuyuutakemura | 2008-08-22 02:02 | 絵画