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居酒屋の店先

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ポンペイの遺跡の中にこのような店が何軒もありました。
ワインを商う店です。カウンターに見える穴は、ワインを入れていて、量り売りしたり、立ち飲みをさせていたのでしょう。
穴が4っあるから、きっと違う種類のワインを飲み比べたりしてのでしょう。
今でもヨーロッパの街には、パブが何処にもあって、カウンターで飲んだり、テーブル席で仲間と談笑しながら、賑やかにビールやスナックをつまんでいる光景に出会わします。
外国人の私が入っていっても、普通の客として受け入れてくれます。
何処から来たのか? とか聞いたりしないし、注目される事はありません。
こちらから話しかけたりすれば、ちゃんと仲間に入れてくれて、彼等と同じレベルで会話の輪の中に入れてくれます。
ポンペイでも、街のオヤジさん達が、ワインを酌み交わしながら、仕事の話とか、息子自慢などをやっていたのだろうと想像すると、私もタイムスリップしてポンペイの市民になったような錯覚に陥ります。
by yuuyuutakemura | 2007-02-18 00:08 |

人型の石膏像

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この人型の石膏像はロダンの作品ではありません。強いて言えば、心ならずもモデルになった人物とベスビアス火山の火山灰との共同作品でしょうか? 
ベスビアスの火山活動が活発になっても、ポンペイの住民達は何故か避難しようとはしなかったようです。噴火には慣れっこになっていたのか、火山活動のパターンがいつもとは違う急激な物だったのか?
溶岩流ではなく、流下速度が溶岩流より格段に速い火砕流だったためか?
火砕流に巻き込まれた人は、逃げる暇もなく人型の鋳型となってしまったのです。
発掘により見つけられた人型の鋳型に石膏を注ぎ込んで出来たのが、この像です。
近づいてみると、今際の際の苦悩を示す凄まじい形相までが鋳込まれています。
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by yuuyuutakemura | 2007-02-17 00:26 |

ポンペイ銀座通り

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ポンペイのメインストリートです。
人気(ひとけ)がありませんが、「晴れ男」のご入来に敬意を表してくれたのか、雨も小降りになってきたから、これからボツボツ観光客も増えてくる事でしょう。
通りの石畳には車の轍で削られた溝が出来ています。
この道を馬車に乗った貴婦人とか、壺に入れられたワインとかが運ばれたのでしょう。
ワイン・バーの店も何軒もあったらしく、通りに面してワイン壺の設えられたカウンターを構えた店がその形を残しています。
大浴場も3箇所見つけましたが、もっとあったのかも知れません。
家の外壁に落書きが残っていたり、モザイク模様の美しい床や、色鮮やかな壁画も見られました。
ポンペイ市民の優雅な暮らしぶりが窺えます。
by yuuyuutakemura | 2007-02-16 00:02 |

ポンペイ遺跡 1

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ポンペイ遺跡の入口付近です。
右中程に見える石畳の上り坂が、遺跡のセンター部に行くアプローチです。
人影が見えないでしょう? 殆ど貸切状態です。
此処にも野良犬が何匹もいて、退屈しているのか、中の一匹が私について来ました。私が歩く道筋を案内するかのように私の前になり後になり、つかず離れずの適度な間隔を開けて歩いてくれていました。
人気がないから寂しい感じでしたが、ノラ君がガイドしてくれているから寂しい思いをせずに済みました。
犬が嫌いな人には怖いと思うかも知れませんね。
ノラ君に私が(犬語もイタリア語も知らないから)日本語で話しかけると、首をかしげたり、尻尾を振ったりと、愛想の良い犬でした。
右上の建物は修復が済んでいます。
掘り出したままのもあって、賑わっていたであろう往事の人々の暮らしが偲ばれます。
by yuuyuutakemura | 2007-02-15 08:08 |

晴れ男にも、ついに雨が、、、

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『気の利きすぎるタクシー』

私は旅に出ると何故か晴天に恵まれる回り合わせになる事が多く、自分でも「晴れ男」かなぁ? なんて思っていました。
ローマでもナポリでも予報は雨が続いていたのですが、連日予報ははずれて好天に恵まれていました。
しかし、ついにツキが落ちたのか朝からかなりの雨になりました。
雨ならポンペイに行こうと思っていたので、ホテルの前にいたタクシーに乗りました。フェリーでソレントに行き、電車でポンペイに行くつもりで、「フェリー乗り場まで、」と運ちゃんに言いました。
「ソレントまわりでポンペイに行くんだ、、、」なんて事を運ちゃんにも話しました。
ところが港を右に見たままタクシーは止まらずに進みます。
着いたところは、周遊鉄道のナポリ駅です。私は「フェリー乗り場に行けと言ったろう?」と、問いただすと、運転手は、「ポンペイに行くなら電車の方が早いから。」と言うのです。
「私は気儘旅して居るんだから、早いとか便利は関係ない。船の旅も楽しみたいのだ。」と抗議しましたが、運ちゃんは「私のサービスだ、チップをはずめ。」とまで言うのです。
メーターは8.5ユーロでしたがしっかり釣りを貰い、50セントだけチップにしました。
又港まで戻るのも億劫だから、仕方なく電車でポンペイに向かいました。
小さな親切、大きなお世話・・・を実体験しました。

『ポンペイ駅』

写真は周遊鉄道のポンペイ駅です。
ツアーでは、ホテルからバスで直行でしょうから、この駅に立ち寄る事はないのでしょう。
閑散としていてローカルな感じですが、構内にコーヒーショップがあったから、コーヒーとクロワッサンで身体を温めてから傘をさして遺跡に向かいました。
徒歩3分で遺跡入口です。
入口で、料金が2種類ありました。
聞いたら別にもう一ヶ所同じような遺跡があって、両方見るなら割引になるんだそうです。
私はポンペイだけの料金にしました。
雨のせいか客の姿は殆ど見あたりません。貸切状態でした。
by yuuyuutakemura | 2007-02-14 09:55 |

鱸の塩焼き

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ホテルの前に卵城という昔の要塞があります。
なんで卵なのか良く分かりませんが、形も卵とは似ていないし、名前の由来は分かりません。
夕食を摂りに昼に食べた店に出掛けたら、未だ準備中とかで断られたから(イタリアの夕食時間は午後8時頃からの開店が多い。)暫く辺りを散歩して、昼間見た卵城方面にぶらぶら歩いて行きました。
城は海岸から100m程の島にあり、石造りの道路で繋がっています。
城の麓に何軒かの海鮮料理屋があったので、その中の一軒に入りました。
鱸のオリーブ焼きというのがあったから、ウエイトレスに、オリーブではなく塩で焼いてくれと頼みました。
イタリアのオリーブの使い方は半端ではないから、私の口には合わないからです。
ウエイトレスはコックと相談しに行って、ニコニコ顔で戻って来ました。
コックが塩焼きにトライしてくれると言うのです。
暫く待っていると、なんと魚の形をした塩のかたまりが皿に鎮座して出てきました。
鱸に地中海産の粗塩を1cm位の厚さに塗り固めてオーブンで焼いたものでした。
苦労して塩を剥がしたものがこの料理です。
おそらく1kg以上の塩が使われています。
塩の塊のうちに写しておけば良かったのですが、出てきた時はその威容に圧倒されて写真どころではなったのです。
コックの悪戯心からの演出でしょう。塩を剥がし終わったら、鱸は一旦調理場に戻され、綺麗に半身に切り分けられて、野菜を添えて再登場です。
塩味が白身に程良くしみ込んでいて、ワインとも良く合い、美味しく頂けました。
by yuuyuutakemura | 2007-02-13 09:38 |

ナポリの問屋街

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ナポリの城外への門です。フランス統治時代のもののようです。
今はこの門の外側の方が賑わっていますが、この辺りは、東京の横山町か浅草橋に見られるような問屋街になっています。
街路は狭いままで、オート三輪車が凄まじい匂いの排気ガスを撒き散らして走っていたり、自転車の荷台に荷物を積んだ小父さんが居たりします。
狭い道に荷物が店から荷物がはみ出していて、乱雑だけど活気のある街です。
そんなところにBMWの高級車が停まっていたり、ミンクのコートのご婦人が歩いていたりと、なんでもありのゴタゴタしているところも面白いです。
狭い通路に干してある満艦飾の洗濯物も、庶民の生活感が溢れています。

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by yuuyuutakemura | 2007-02-12 01:06 |

ナポリ版・アメ横

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ナポリ中央駅からホテルへ行く時に乗ったタクシーの運転手が、この辺がナポリ名物の市場だ、と教えてくれた場所へ、昼食後バスに乗って行ってみた。
バスを降りて先ず驚いたのが、野良犬の集団だった。
シェパードと何かのミックスとか、とにかく大型犬の集団が其処此処に屯している。首輪も付けていなし、勿論、繋がれて等居ない、歴とした野良犬である。
野良犬共はナポリ市民に可愛がられているのか、実に柔和な顔つきをしていて怖いという感じはしなかった。
市場は上野のアメ横と同じ感じだ。人混みも同じようだし、店の男達の威勢の良い呼び声も置いてある品揃えも同じ雰囲気だ。
魚貝類が主体で、果物屋もあるし、衣類や日用品を扱う店もあった。
路地の一角には別の野良犬たちが屯していて、こちらの犬共は用心棒風の面構えだった。

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by yuuyuutakemura | 2007-02-11 00:17 |

ナポリ名物・マルゲリータ


ナポリ第1日目の昼食はサンタ・ルチア海岸にあったピザの店にいきました。
ピザにはいろんな種類がありますが、マルガリータはナポリの名物です。マルガリータ女王が好んだからこの名前が付いたらしいですが、シンプルでさすが本場の味でした。
ナポリ湾で獲れたムール貝も美味しかったです。
この店で担当してくれたギャルソンは日本にも居た事があるそうで、カタコトの日本語でサービスしてくれました。
客は殆ど地元の人達で、昼食を取りに来たビジネスマンとか、近所の家族連れが多かったです。
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by yuuyuutakemura | 2007-02-10 01:29 |

ベスビアス火山

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サンタ・ルチア海岸から見たベスビアス火山です。磐梯山と形が似ていると思いました。
山頂が二つに分かれているのは、火山の爆発で円錐形の山の頂上部分が吹き飛んでしまったからではないかと思います。
この山の噴火で埋まってしまったのが、ポンペイの街です。
磐梯山の麓にも、溶岩で埋まってしまった村落があり、村の社の鳥居が、頭だけ出している遺構があります。この村を埋めた溶岩は粘性の高いものだったから、現在でも強固な岩の下には当時の儘の村落があるのかも知れません。
ポンペイを襲ったのは高熱の軽い火山灰だったから、当時の儘の姿で発掘する事が出来たのです。
by yuuyuutakemura | 2007-02-09 00:03 |