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朝霧のバローロ    I

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バローロの町は朝霧に煙ぶって居ました。
なだらかな丘陵の起伏の中に古い教会、城、ワイン醸造所、等が点在している長閑な町です。写真には城も教会も写っていませんが、それは朝霧のせいで宿の庭からは見えなかったのです。
良い葡萄酒が出来る地域というのは地形、土壌、醸造技術等の条件が整った地域で生まれるのでしょうが、此処にはその条件が全て備わっているのでしょう。
バローロが世界に誇れる産品を持っているのは素晴らしいことです。
そしてバローロの醸造所が大規模にならずにそれぞれのブランドをプライドを持って維持しているのも好ましいです。
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by yuuyuutakemura | 2007-12-12 09:44 |

夾竹桃の種    I

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宿の庭に咲いていた夾竹桃に種の莢が出来ていました。我が家の夾竹桃には種が出来ないし、私は日本では種の出来たのは見た事がないので写真に撮りました。
日本でも種が出来ているのに気付かないだけなのかも知れませんが、夾竹桃は挿し芽で簡単に根付くのでたのの存在には無関心だったのです。
日本で栽培されている月下美人という多肉植物も種は出来ません。これも挿し芽で増やせますから種は要らないのですが、自然界で子孫を増やす為には種は不可欠です。月下美人の場合は日本に移入されたのが一点のみでそれが挿し芽によって日本中に広まった為、種を作ることが出来ないと言うことを読んだことがありますから、インド原産の夾竹桃も同じ一つの祖先から日本に拡がったのかも知れません。
夾竹桃の場合、いろんな色の花がありますから、同一祖先とは考えにくいし、悩んでいます。ご存じ方がいらっしゃったらお教え下さい。
by yuuyuutakemura | 2007-12-11 00:08 |

バローロのカーヴ(ワイナリー)   I

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バローロワインはイタリアのワインの王様と言われているが、年産何十万本という大きなカーヴはなく、このような家内工業的に作られている所ばかりです。バローロワインとして出荷する為には3年以上熟成させて検査に合格したワインだけが、瓶の首にピンクの認定証を貼ることが許され、バローロワイン認められます。
日本酒が美味しいと評判になったりすると醸造元は他のメーカーから桶買いをして自社のラベルを貼って出荷したりしますが、(越○○梅などは関東で入手できるのは殆どがこの桶買いで造られたものだと言われています。こうゆう物が偽装とならないのか不思議ですが、呑ん平さんも案外味音痴が多いのかも知れません。)
バローロワインは日本でも明治屋などが輸入して販売していますが、安い物でも5000円以上しますから私が日本でバローロワインを飲めるのは自分で買って帰ったときだけです。
私の額が光り輝いていますが、髪が薄くなった訳でも、神が宿った訳でもありません。単にフラッシュの反射の悪戯です。
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by yuuyuutakemura | 2007-12-10 00:13 |

トリュフの夕食   I

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バローロのレストラン La Campana 初めて入る店です。前回はこの店の裏側にあるもう少しリーズナブルな店で、客は土地の人が多かったが、時期なのにトリュフェが置いてなかったので今回は少し高級そうなこの店にしてみました。
客筋は観光客が多いのか服装もきちんとした人が多く、カジュアルな恰好の私達はちょっと場違いという感じでした。
ネクタイをしていないと入れないと言うほどの格式はないみたいでちゃんと席に案内してくれました。
バローロワインとトリュフェ(*1)を頼んだらワインリストとメニューを持ってきました。ワインは赤の中程度の値段を指定、トリュフェ料理はオムレツをパスタがあるというのでパスタにしました。
トリュフェはおろし金のような器具で目の前でスライスしてパスタに振りかけてくれます。麝香のような香りがしますが、正直な所これに目の色を変えるイタリア人やフランス人の気が知れないというのが私の感想です。
トリュフェのパスタだけでコース料理と同じくらいの値段です。
ワインには瓶の首の部分にピンクの認定ラベルが貼って有りました。このラベルがついているのは正統なバローロワインの印です。
デザートのジェラード(アイスクリーム)と食後酒のグラッパも飲んでかなりの散在でしたが大満足です。

(*1) 日本語の本では「トリフ」と書いてありますが、トリフというと通じないのです。

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by yuuyuutakemura | 2007-12-09 06:21 |

バローロワインの試飲     I

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チェックインしたときに宿のマダムから5時頃になったらワインの試飲を宿泊の皆さんにして貰うから下に降りてくるように言われた。
部屋に荷物を置いて土産をマダムの所へ持っていった。
日本情緒のある模様のサロン前掛けを差し上げた。
マダムは凄く喜んでくれて、「あんた達だけで今から試飲していいよ。さあはじめよう!」とつまみを用意し、ワインも2000年産から2003年産まで次々に注いでくれる。
その量も試飲という量ではなくグラスにたっぷり注いでくれる。
一通り飲んでみてから、「どれが美味しかった?」と聞くので、「2001年のが良いと思う。」と言うと「この年のは良い出来だったからね。」と又その2001年産を次いでくれる。
これはもう試飲なんてものではなく、酒盛りのバージョンです。
「ホント、2001年は良い!」なんて言いながらグラスが空くと又注いでくれる。
仕舞いには、グラッパまで持ち出して「飲んでみろ。」と言う。
グラッパは葡萄の絞り滓から作った蒸留酒でブランデー並みの強い酒です。
かなり戴いてしまったから、5時からの試飲会は欠場を余儀なくされました。
部屋に帰ってグッスリお昼寝していましたから・・・・
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by yuuyuutakemura | 2007-12-08 00:08 |

バローロの宿    I

前回バローロで泊まったのは、バーローホテルという大きな(と言っても客室が10室程度)ホテルで、地下がワイナリーになっていたが、今回はシャンブルドットを探そうと、町に周辺を廻っていたら、運良くil Agriturismo というアグリツーリズムの看板を見つけることが出来た。
フランスではシャンブルドットというがイタリアではアグリツーリズムで農家民宿のことだ。
この宿も一階は事務所と展示場とワイナリーになっていた。
部屋は眺めの良い所は既にスイス人の予約が入っていて、私が見せて貰ったのは葡萄畑に面した屋根裏部屋だったが、清潔だし談話室も有って居心地は良さそうだから泊めて貰うことにした。
ターブルドットだと夕食も付いていて、夕食時に他の同宿者と交歓が出来るのだが、それは叶わない。
町のレストランに出掛けて、バローロワインと白トリュフェで豪華?に晩餐を摂ることにしよう。
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by yuuyuutakemura | 2007-12-07 00:09 |

アルバ経由バローロへの道

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田舎道をアルバを通ってバローロへ向かう。
又雨模様になってしまう。
途中の町も風情がある。
小さな町にも必ず教会があり、それらが町の規模から見ると分不相応に感じるほどの堂々たる構えである。
教会の建設には村の人々が、葡萄栽培や酪農などで稼いだ貴重な資金が投入されたのだろうが、無信心な私には理解を超える事である。
宗教の持つ不思議な魔力を感じる。
道端に煉瓦造りのうち捨てられた小さな小屋があった。こんな小屋を買って少し手を入れたら良いアトリエが出来るのではないかな?なんて考えたが、叶わぬ夢である。
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by yuuyuutakemura | 2007-12-06 09:34 |

Ceresole Albaの町   I

Ceresole Albaの街並みはなかなかのものでした。絵になる建物が色々ありました。壁なども程良く古びていて絵心を誘います。
教会の建物も大きくはないですが、独特の形で面白いです。
有名な観光地よりもこうした鄙びた田舎には人を引きつけるオーラが漂っています。
ヨーロッパの地方都市、そしてこのCeresole Albaのような田舎町にも、ローマやパリとは違った独自の文化・生活があるのです。
かっての日本にも地方地方の異なった文化・歴史があったのですが、今は何処に行ってもミニ東京みたいになってしまったのは何故なんだろうと考えてしまいます。
中央政府の統制が強すぎるのか? 物と金と人が中央に集中して、地方が枯渇してしまったのか? その他の原因も有るのでしょうが、地方の特色が失われてしまうのは寂しいことです。
Ceresole AlbaからAlbaまで23kmです。今夜の宿、バローロへ向かいます。

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by yuuyuutakemura | 2007-12-05 00:04 |

Ceresole Albaのレストラン    I

アルバには未だかなり距離があるのにという町にさしかかった。小さな集落だが洒落た感じの町でレストランとお菓子屋兼パン屋と雑貨屋もあった。脇道に車を停めてレストランにはいる。
内装も感じが良いし、客層も良い。
近くの住人らしい年輩の男性は常連客らしく、「いつものヤツを、」なんて注文をしているし、仕事の打ち合わせを兼ねての昼飯なのか、額を寄せ合うようにして話し込んでいる勤め人風の客もいる。
私は今日のお薦めと言った感じの肉の煮込みを頼んでみた。
常連さんが「今日はあれは出来るかい?」なんて聞いて追加注文しているから、私は「あれ」がなんだかも確かめないで、私にも「あれ」つくって!と追加オーダーをした。
出てきた「あれ」は鰻のマリネだった。丸のままの鰻をぶつ切りにしてある。
鰻は蒲焼きか白焼き、それと福岡で刺身も食べたことはあるが、マリネは初めて。
美味しかったです。
デザートにコーヒーとアイスクリームを頼んだら言い方が悪かったのか、皿に盛ったアイスクリームの上にコーヒーをぶっかけたのが出てきた。
エスプレッソとアイスクリームの取り合わせは初めてですが結構いけます。
変なものを頼むヤツだ、と思われたかも知れませんが、この店の定番メニューになるかも知れません。

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by yuuyuutakemura | 2007-12-04 00:04 |

天候回復    I

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ぐずついていた天気もやっと回復し青空が見えてきた。
旅にはやはり晴れの方が良い。
昨夜の夕食は部屋で質素に済ませたのだから今日の昼食は少し奢っても良いかな?なんて考えながら地方道をアルバに向かった。
この辺りは何回も通っている道だから、なるべく同じ道を使わないように、国道や主要地方道は避けて、鄙びた道を選んで走った。
標高が低くなったからアルプスの展望は望めないが、それでも遠くに山並みも見えはじめて、天候の回復が一日早ければと、残念だった。
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by yuuyuutakemura | 2007-12-03 08:58 |