山の爽やかな風の中で慎ましやかに咲いているミヤマリンドウは更に小型です。 描いたのは勿論、園芸種です。蕾をふっくらと膨らませていますが、高原の爽やかさは伝わっては来ません。 園芸農家に乳母(おんば)日傘で育てられ、害虫に食べられたり、乾燥に耐えたりの自然の厳しい試練に曝されたことがないのですから山の匂いを漂わせる訳はありません。 人間も同じですよね。夢中でトンボを追いかけていて小石に躓き膝小僧を擦り剥いたり、木登りから落ちて痛い目にあったり・・・そんな経験が出来ない今の子供達は可哀相な気がします。
by yuuyuutakemura
| 2007-09-07 00:29
| 絵画
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