古河宿 ⑥ 棟続きの家

この家も棟続きですが、鍵の手ではなく並んでいます。屋根の作りから別棟だったのを後から繋げた感じです。隣の家を買い取って使い勝手の良いように繋げたのではないかと思います。左側の家の二階は背が低く窓も小さなのが1個あるだけです。何故わざわざ軒高を低くしたのか不思議です。右側の二階部分と比べると大人と子供の背ほども違います。
昔、西洋の王様が窓の大きさで税金を決めたから、庶民は窓を小さく作って節税したと言う話を聞いたことがありますが、古河の殿様も軒の高さで税金を取ったのかも知れないな?なんて考えてしまいました。軒を低くしても柱の長さの規格は決まっているから建築費は安くはならないので、軒を低く作る理由が私には考えつかないのです。
屋根から草が生えているのも気になります。屋上緑化でないことは確かですからね。
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by yuuyuutakemura | 2008-05-10 00:00 | 写真
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